- 大学生でWebライターに挑戦してみたいけど始め方が分からない
- 大学生がWebライターをするメリット・デメリットを知りたい
- 就活や社会に出て役に立つスキルを身に付けたい
このようなお悩みを解決します。
アルバイト以外で稼ぐ手段として、Webライターというに挑戦する大学生はたくさんいます。
私もWebライターとして活動していて、次のようなメリットを感じています。
- 時間と場所を問わずに仕事ができる
- 自分で稼ぐ力が身につく
- 本業(会社員)では得られないスキルが身に付く
大学生のうちにWebライターを経験することは、就活でもアピールできる要素が満載なので、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
- Webライターの具体的な仕事内容や収入
- 大学生がWebライター始めるための4STEP
- 大学生にWebライターを始めるメリット・デメリット
- 稼げるWebライターになるためのテクニック
- 大学生がWebライターをする上での注意点
この記事を書いた人
Webライターの仕事内容とは?
Webライターとは、Webサイトやブログなどに掲載する文章を作成する仕事です。
仕事内容については、次の内容を順番に解説していきますね。
- 具体的な業務内容
- 仕事の流れ
- 収入の目安
①具体的な業務内容
「Webライター=Webサイト上の記事を書く仕事」と説明しましたが、実はWebサイト上の記事執筆以外にも色んな仕事があります。
Webライターの具体的な業務内容
- メディアやブログなどWebサイト記事の執筆
- インスタ・TwitterなどSNSの運用代行
- Youtubeのシナリオライター
- 電子書籍の執筆
クラウドソーシングサイトでWebライター向けに募集されている実際の案件には、次のようなものがありました。
- 「呪術廻戦」の考察Youtubeシナリオの作成
- 大学生のリゾートバイト体験談記事執筆
- コスメのレビュー記事執筆
実際の案件を見ると「これなら書けそう」「これなら興味ある」と思う案件が見つかると思いますよ。
②仕事の流れ
Webライターは、次のような流れで仕事を行います。
- クラウドソーシングサイトで募集されている案件に応募する
- 正式に採用されたら業務を開始する
- 発注者のマニュアルや指示に合わせて執筆
- 記事が完成したら提出する
- 修正依頼があれば対応する
- 問題がなけれな納品を完了する
- 報酬を受け取る
アルバイトと違って決められた仕事をこなせばOKではなく、自分で仕事に応募する必要があります。
仕事量は自由に調整できるので、他の予定とも折り合いがつけやすいです。
③収入の目安
Webライターは、納品した記事の文字単価や文字数で報酬が決まる、固定報酬であることが多いです。
文字単価1円×文字数3,000文字=3,000円
月5万円を稼ごうと思えば、文字単価1円だと50,000文字書く必要があります。
報酬を増やすためには、文字単価を上げていくことがポイント。
文字単価の相場は次の通りです。
未経験~初心者 | 0.5円~1円 |
初心者~中級者 | 1円~3円 |
専門家・専門ライター | 3円以上 |
専門家なら1文字5~10円で仕事を請けることもあれば、未経験であれば0.5円以下で募集している案件もあります。
Webライターとして活動したばかりの頃は月収が低いことも多いですが、実績を積めば文字単価を上げていくこともできます。
大学生ですき間時間を活用しながらなら月5万円ぐらい、頑張れば10万円ぐらいは稼げると思いますよ。
大学生のWebライター始め方4STEP
大学生がWebライターを始めるために必要なステップは次の4つ。
- Webライティングを学習する
- 仕事用のパソコンを準備する
- ブログを開設して記事を書く
- クラウドソーシングサイトで仕事を受注する
順番に解説していきます。
STEP1|Webライティングを学習する
Webライターとして最低限の知識を身に付けましょう。
まずは、気軽に取り組める本で学習するのがおすすめ。
Webライターの勉強におすすめの本
本のタイトル | 内容 |
沈黙のWebライティング | SEO・Webライティングの基礎から学べる |
新しい文章力の教室 | ナタリー式の文章作成テクニックを学べる |
20歳の自分に受けさせたい文章講義 | 文章を作成するのが苦手な人のための文章術 |
マクサン式Webライティング実践スキル大全 | ブログ・アフィリエイトに活かせるテクニック |
人を操る禁断の文章術 | セールスライティングの入門書 |
Webライターを目指す方なら、まず最初に読んでもらいたい一冊といえば「沈黙のWebライティング」。
Webライターに欠かせないWebライティングスキルやSEOの知識について、基礎から応用まで徹底的に解説している書籍です。
初心者だけでなく中級者も参考になる本なので、何度も見返して参考書のように使えますよ。
こちらの2冊は、文章力を強化するために読んでもらいたい本です。
「新しい文章力の教室」は、ニュースサイトで有名なナタリーが、新人教育で実際に教えられているメソッドが詰め込まれた本。
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」は、伝えたいことを文章にするのが苦手な人に読んでもらいたい一冊です。
Webライターだけでなく、大学の論文や就職してからも役に立つテクニックが書かれていますよ。
「マクサン式Webライティング実践スキル大全」は、ブロガー・アフィリエイターとして有名なマクリンさん・サンツォさん執筆の本。
ブログやアフィリエイトの知識を学べるので、クライアントの立場も分かりますし、自分のブログにも活かせます。
「人を操る禁断の文章術」は、メンタリストDaigoさんの本。
セールスライティングの入門書として読みやすく、ブログ・SNSの運用にも役立ちます。
STEP2|仕事用のパソコンを準備する
Webライターの仕事を請けるために、パソコンを準備しましょう。
スマホやタブレットでも作業はできますが、効率が悪いのでおすすめしません。
もし既にパソコンを持っている人であれば新たに買う必要はありませんが、これからパソコンを準備する人は、次のスペックを満たすものを選びましょう。
Webライター用のパソコンに必要なスペック
機能 | 最低限必要なスペック |
CPU | 【Intel】 Core i5以上/【AMD】Ryzen 5以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
OS | Windows/macどちらもOK |
画面サイズ | 13~15インチ程度 |
上記のスペックを満たすパソコンはこちら。
パソコンの選び方は、下の記事を参考にしてください。
STEP3|ブログを開設して記事を書く
Webライターとして活動するために、いきなり仕事を請けて文章を書くのは躊躇しますよね。
そこで、まずは自分でブログを開設して記事を書いて練習するのがおすすめ。
自分でブログを運営すると、次のようなメリットがあります。
ブログをすることのメリット
- Webライターとしての必須スキルであるWordPressの操作を学べる
- Webライター案件に応募する時の実績として示せる
- 上手くいけばブログで稼げる可能性もある
ブログはかなり低コスト(月1,000円ぐらい)で始められて、軌道に乗れば自動的に収入を得る資産にもなります。
Webライターとブログの相乗効果は高いので、ブログ&Webライターを並行し続けている人は多いですよ。
ブログを開設するなら下の記事を参考にしてください。
STEP4|クラウドソーシングサイトで仕事を受注する
Webライティングの知識が身に付いたら、クラウドソーシングサイトに登録して仕事を受注しましょう。
初心者の方には、次の3つのサイトがおすすめ。
会員登録するだけなら無料なので、先に登録だけしてどんな案件があるのか見ておいても良いと思います。
クラウドソーシングサイトでは、次の形式の案件が募集されています。
- プロジェクト形式…応募し採用されたら契約する仕事。
- タスク形式…誰でも作業できる簡単な作業。報酬は数百円程度。
しっかりと稼ぐにはプロジェクト形式の案件を獲得する必要がありますが、練習としてタスク形式の案件にも挑戦してみましょう。
クラウドソーシングサイトについて、詳しくは下の記事を参考にしてください。
大学生にWebライターをおすすめする理由4つ【メリット】
大学生にWebライターをおすすめする理由は、次の4つ。
- 社会人として必要なスキルが身に付く
- 就活のアピールポイントとなる
- 時間や場所に捉われず完全在宅で稼げる
- 就職後も安定した副業収入を得られる
順番に解説していきます。
①社会人として必要なスキルが身に付く
Webライターとして活動すると、次のようなスキルが身に付きます。
- Webライティングスキル
- Webマーケティングスキル
- ビジネスマナー
- コミュニケーションスキル
WebライティングやWebマーケティングのスキルは、今後も必要とされる需要のあるスキルです。
Webライターで学んだ知識は、身に付けておいて損はないですね。
②就活のアピールポイントとなる
Webライターを始めるためには、自分で勉強して、自分で営業して案件を獲得し、自分でスケジュール管理しながら仕事をこなします。
言われた仕事をこなすだけのアルバイトとは全く異なるので、就活で他の大学生と差をつけることができますよ。
就活でのアピール例は次の通り。
就活でWebライターをアピールする時の一例
- 主体性:今後も役に立つスキルを身に付けるため自ら学んで行動した
- スケジュール管理能力:締切を守るためにスケジュール管理を工夫した
- 営業力:仕事を獲得するため、SNSで発信して自己ブランディングをした
上のように、自信を持ってアピールできるポイントが多く、優秀な学生に見られると思いますよ。
③時間や場所に捉われず完全在宅で稼げる
Webライターは、パソコン1台あればどこでも仕事ができます。
自宅でもカフェでも好きな時間・場所で作業ができるので、遊びの予定や授業の予定と調整しやすいのが特徴。
アルバイトだとシフトの融通を利かせるのが難しいですよね。
自分のペースで稼ぎたいという人には、Webライターがおすすめです。
④就職後も安定した副業収入を得られる
Webライターの仕事は、会社員になっても副業として続けやすいです。
実際、私も会社員をしながら1年以上Webライターを続けています。
会社員の給与以外にも副収入があると、効率的に収入を増やすことができます。
また、自分で稼ぐ力があればフリーランスとして働くこともできます。
「自分で稼げる」スキルがあればモチベーションアップにも繋がり、会社に依存しない働き方ができますよ。
大学生にWebライターはやめとけと言われる理由3つ【デメリット】
「大学生にWebライターはやめとけ」と言われるデメリットは、次の3つ。
- すぐには安定した収入を得られない
- 納期に追われて忙しくなる
- 確定申告が必要・扶養から外れる可能性あり
簡単に説明していきます。
①すぐには安定した収入を得られない
Webライターはアルバイトと違って時給制ではないので、すぐには安定した収入を得られません。
最初のうちは作業に慣れないため、一つの記事に何日もかかってしまうことがあります。
Webライターを始めたばかりの時は、安定して稼ぎたい時は他のアルバイトを掛け持ちしても良いと思いますね。
実績を積んで文字単価を上げていけば、バイトよりも高収入を狙える可能性もありますよ。
②納期に追われて忙しくなる
Webライターの案件には、必ず納期が決められています。
自由に仕事を決めれるのがWebライターの良いところでもありますが、スケジュール管理が上手くないと納期に追われてしまうことも…
私も、本業が忙しい時に納期が重なってしまい、深夜まで仕事をしなければならないという事もありました。
大学の授業・他のアルバイト・遊びの予定などをしっかり把握して計画を立てないと、Webライターを続けるのがしんどいと思うかもしれません。
③確定申告が必要・扶養から外れる可能性あり
Webライターとしての所得が20万円以上あるなら、確定申告が必要です。
また、所得が48万円以上ある場合は親の扶養控除から外れてしまい、税負担が大きくなってしまいます。
アルバイト(給与所得)の場合は103万円以内なら扶養内なので、勘違いしないように注意が必要です。
収入がかなり増えてくるなら、開業届を出した方がメリットが大きい場合があります。所得が増えてきた時は、下の記事も参考にしてください。
稼げるWebライターになるためのテクニック3つ
他のWebライターと差をつけて稼げるWebライターになるには、次のテクニックが必要です。
- 得意分野・専門ジャンルを決める
- SNSを活用してセルフブランディングする
- 高単価の案件にも挑戦する
それぞれ解説します。
①得意分野・専門ジャンルを決める
Webライターの案件に応募する時に、得意なジャンルや専門分野を決めると収入UPに繋がります。
Webライターが執筆する記事のジャンルには、例えば次のようなものがあります。
- 美容・ダイエット
- 金融・投資
- 転職
- IT分野
上のジャンルで専門家になればWebライターとしての需要は増えますが、資格や実務経験が必要とされる場合もあります。
初めのうちは、身近な趣味や特技でも得意分野アピールすると、案件を獲得しやすくなりますよ。
- キャンプが趣味→キャンプグッズのレビュー記事
- アニメ・漫画が好きで詳しい→アニメ・漫画の考察記事
- ゲームが好き→ゲームの攻略サイトの記事
- ガジェット好き→ガジェットのレビュー記事
上記のように、どんな趣味や特技でも仕事に繋がる可能性があるので、アピールしていきましょう。
②SNSを活用してセルフブランディングする
Webライターは、未経験で誰でも始めることができるため、差別化するのが難しい仕事でもあります。
そこで、SNSで日々の勉強や積み上げを記録しながら実績をアピールすることで、クライアントの目に留まり、案件獲得に繋がりやすくなります。
Twitterで「#ライター募集」で検索すれば、募集中の仕事が見つかりますよ。
クラウドソーシングサイトを通すと手数料が取られるので、慣れてきたらSNSを活用して直接契約に挑戦しても良いと思います。
③文字単価アップの交渉にも挑戦する
Webライターの仕事は、一度採用されると継続して仕事をもらえる可能性が高くなります。
同じクライアントでお互い信頼関係を築いて来たら、文字単価の交渉にも挑戦してみましょう。
クライアントに伝えること
- 文字単価を上げて欲しい理由
- 文字単価を上げる代わりに自分でできる作業を提案
- 何円まで上げて欲しいか具体的な金額を提示する
例えば、Wordで文章だけ納品している案件であれば、「WordPressへの直接入稿も請け負うので0.5円単価を上げて欲しい」などとクライアントにとってもメリットを伝えて交渉すると◎
大学生がWebライターをするために注意した方が良いこと4選
Webライターは、未経験の学生でも気軽に始めれる反面、注意すべきことがあります。
- 悪質な案件に注意すること
- スケジュール管理をして納期を守る
- クライアントとのコミュニケーションは丁寧に
- 著作権に気を付ける
自分の身を守るため、責任感を持って仕事をするためにも、重要なポイントですのでしっかり押さえてください。
①悪質な案件に注意すること
クラウドソーシングサイトには、まれに悪質な案件が存在します。
- 「簡単な作業で高額報酬!」と謳って商品を購入させようとする
- 直接のメッセージでマルチ商法に勧誘しようとする
- 契約前のテストライティングだけで本採用する気が無い
- 1文字0.1円などの低単価
詐欺案件でなく、報酬が低すぎる地雷案件も存在します。少しでも怪しいと思ったら契約前に辞退しましょう。
②スケジュール管理をして納期を守る
Webライターの案件は、納期が設定されているものがほとんどです。
もし納期を守らないと、クライアントの次の作業にまで遅れが生じてしまいます。
クライアントからの信頼が無くなってしまうだけでなく、場合によっては損害賠償請求されるなんてことも…。
納期を守るためには、次のことを意識しましょう。
- スケジュールに余裕を持って納期を設定する
- 指示された納期が難しいと感じたら事前に相談する
- 体調管理に気を付ける
- スケジュール管理アプリ・ツールを活用する
スケジュール管理ツールは、使いやすければなんでもOKです。
Googleカレンダーなら、スマホでもPCでも情報共有ができ、無料なので便利ですよ。
Google カレンダー: 予定をスマートに管理する
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③クライアントとのコミュニケーションは丁寧に
Webライターは、クライアントありきの仕事です。
クライアントから継続して案件を依頼してもらうためにも、こまめで丁寧なコミュニケーションを取りましょう。
クライアントとの連絡は、メッセージ機能かチャットツールを使うことが多いです。
文章でのビジネスマナーは、こちらの本が参考になりますよ。
④著作権に気を付ける
Webサイト上にある文章や画像には、すべて著作権があります。
Webライターは、著作権侵害しないように注意しましょう。
例えば、記事を書くために他のサイトに載っている文章をそのままコピペすると著作権侵害になってしまいます。
また盗用した文章をそのまま納品してしまうと、クライアントにも迷惑がかかりますよね。
何気なく写真やイラストを貼りつけても著作権侵害となる可能性もあります。自分の身を守るためにも、十分注意しましょう。
まとめ:大学生にはアルバイトよりWebライターがおすすめです
今回は、大学生へ向けてWebライターの始め方を紹介しました。
Webライターを始めるための4STEP
大学生がWebライターを始めるメリット・デメリット
Webライターは、他のアルバイトにはない経験ができ、将来的にも役に立つスキルが身に付きます。
興味を持ったら、この記事を参考にWebライターに挑戦してみてください。