この記事で解決できる悩み
- Webライターとブログの違いって何?
- Webライター初心者はブログを始める方が良い理由
- 初心者が簡単にブログを始める方法
- Webライターとブログを両立するコツ
この記事を書いた人
Webライターとして活動している人なら「ブログも一緒にやるべき!」と一度は耳にしたことがあるかもしれません。
私は先にWebライターを始めましたが、忙しさを言い訳に1年間ブログを開設していませんでした。
今となっては「早くブログを始めておけば良かった…」と後悔しています。
なぜ後悔しているかというと、ブログとWebライターはお互いの足りない部分を補い合えてメリットが多いからです。
この記事では、現役Webライターである私の実体験をもとに「Webライター初心者はブログを始める方が良い理由」を解説していきます。
すぐにブログを始めてみたいという人は、「【初心者向け】WordPressブログを立ち上げる方法【ConoHaWING】」でブログを10分で開設できる方法を紹介しています。
Webライターとブログの違いは?
Webライターとブログの違いを比較しました。
比較項目 | Webライター | ブログ |
---|---|---|
仕事内容 | 主に記事執筆 | サイト運営全般 |
収入のもらい方 | 広告収入 | 労働型収入 |
収入の目安 | 月5,000円~20万円 | 月0円~100万円以上 |
収入の安定性 | 比較的安定している | 不安定 |
収益化までの期間 | 短い(~1ヶ月) | 長い(半年~1年以上) |
Webライターとブログは「文章を執筆する」という点では同じですが、収入や仕事内容は大きく違います。
それぞれ詳しく解説していきますね。
収入を得る手段・特徴が違う
ブログの主な収入源は「広告収入」です。広告収入の仕組みは、下の図の通り。
- ブログ運営者が、ブログ内で広告主の商品を紹介する
- ブログ読者が、広告をクリックして商品を購入する
- 広告主が、ブログ運営者へ報酬を支払う
広告収入の特徴は、自分が働いていなくても広告をクリックして商品を購入してくれる人がいれば自動的に報酬が発生すること。
広告収入に上限はないので月100万円以上の大きい金額を稼ぐ人もいますが、購入してくれる人がいないとまったく稼げません。
また、主力の広告主のプログラムが終了する・Googleからペナルティを受ける、などの予想できない事態に見まわれると、収入がガクッと下がる時もあり不安定です。
新しいブログが検索上位を狙うには半年~1年近くかかることが一般的で、Webライターと比べると収益化までの道のりが長いです。
次に、Webライターの収入を得る仕組みを説明します。
Webライターの主な収入源は労働に対する報酬です。収入の仕組みは、下の図の通り。
- クライアント(依頼主)がWebライターに記事の執筆を依頼する
- Webライターは指定された記事を納品する
- クライアントが報酬を支払う
※最初のうちは、仲介業者のクラウドソーシングサイトを利用するのが一般的です。
Webライターは、事前にクライアントと契約して指定された記事を納品します。
納品すれば報酬が確定するので、ブログと比べて安定して収入をもらえるのがメリット。
文章を書ければ始めることができるので、未経験から収益をもらえるようになるまでのスピードも早いですね。
ただし、働いた分しか報酬はもらえないため、ひと月に稼げる上限は決まっています。
仕事の範囲が違う
ブログとWebライターは、仕事の範囲が違います。
ブログは「ブログ運営のすべて」が仕事、Webライターは「ブログ運営の一部」が仕事です。
おおまかなブログ運営の流れを見てみましょう。
- 運営方針を決める
- ブログを開設する
- 掲載する広告の検討、ブログ内の導線を決める
- SNS運営の計画
- 記事執筆
- キーワードを選定する
- リサーチする
- 記事構成を決める
- 記事を執筆する
- WordPress(ブログ)へ入稿する
- サイト分析・アクセス解析
- 検索流入数のチェック
- SNS集客効果のチェック
- 改善
- 記事のリライト
- 集客方法の見直し
- ブログの構成を見直し
ブログは、Webディレクター・デザイナー・ライターなどの仕事をぜんぶ自分がやるイメージです。
Webライターの仕事は、ブログ運営の流れの中で「②記事執筆」のみ担当します。
あくまで、Webライターはブログ運営をする一つの役割ということですね。
Webライター初心者にブログをおすすめする理由4つ
それでは次に、Webライター初心者がブログを始めた方が良い理由を解説します。
理由は以下の4つです。
- Webライターで培ったスキルをブログで活かせる
- ブログが資産になる
- 仕事の幅が拡がる
- Webライターの収入アップが狙える
簡単に解説しますね。
①Webライターで培ったスキルをブログで活かせる
Webライターで培ったスキルは、必ずブログ運営に活かせます。
なぜなら、ブログで大事なのは記事の量とクオリティーだからです。
ブログを始めたばかりの時は、とにかく高い品質の記事をたくさん増やす必要があります。
Webライターの経験があれば、まったくの未経験の人よりもスムーズに文章を書くことができますよね。
クライアントから受けた指導内容やSEOの勉強で得た知識を、自分のブログで活かすことができるんです。
Webライターだと自分の記事がどれぐらい読まれたかすぐに分かりません。
「自分の記事は集客効果があったのか」「検索上位に上がっているか」など自分で見れる方が、やる気が出ますよね。
ブログが資産になる
ブログの記事は、ドメインがある限りはインターネット上に存在し続けるため、「一生もの」の資産になります。
※ドメイン=インターネット上の住所のようなもの
コツコツ記事を積み重ねて、広告から商品を購入してくれる人が増えれば、自動的に収入を生む仕組みができあがります。
対して、Webライターで執筆した記事はあくまでクライアントのもので、自分の資産にはなりません。
Webライター以外の収入の柱を作るためにも、ブログを始めましょう。
ブログは、開設してからの期間が長い方がSEOにも良い影響を与えます。
もしブログを始めるなら、一日でも早く開設しておくことをおすすめします。
仕事の幅が拡がる
Webライターがブログを始めれば仕事の幅が拡がります。
理由は、ブログ運営のすべてを自分一人で担当するため、Webライティング以外のスキルが身に付くためです。
例えば、Webライターから次の仕事を目指せる可能性もあります。
- ブログ運営で実績を作り、Webディレクターになる
- ブログ運営やSNS運営を学び、Webマーケターになる
- ブログでSEOライティングの実績を作り、Webライティング講師になる
Webライター以外に向いている仕事が見つかるかもしれません。
Webライターの収入アップが狙える
ブログを始めると、Webライターの収入アップに繋がります。
自分のブログでライティングスキルと得意分野を示すことができるので、高単価の案件を狙える可能性があるからです。
Webライターとして請けた仕事は、無記名でライティングしていることも多くて、実績として載せれないことって多いですよね。
ブログを始めれば、自分のポートフォリオになるのでクライアントからの信頼獲得にも繋がります。
それ以外にも、ブログからWebライター案件の仕事が来るということもありますよ。
Webライター初心者がブログを始めた方が良い理由は以上です。
Webライターとブログを同時に始めると相乗効果が高いと言えますね。
未経験でも10分でブログを始める方法【簡単】
それでは、実際にブログを始めていきましょう。
ブログを開設する流れは、次の通りです。
- サーバー=土地 をレンタルする
- ドメイン=住所 を取得する
- ブログ=家 をWordPressで作る
難しそうに感じるかもしれませんが、ConoHaWING(コノハウィング)というレンタルサーバーの「かんたんセットアップ」を使えば、10分あればスマホでブログを開設できます。
初期費用も月1,000円ぐらいなので、かなり低コストに始めれますよ。
詳しくはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてください。
Webライターとブログを両立するコツ
Webライターはブログを始めるべきと説明しましたが、両方続けるのはなかなか大変です。
Webライターとブログ以外にも、学業や会社員の仕事があったり、家事・育児・介護など家庭の事情があったり、人によって環境が違いますから割ける時間も違いますよね。
無理をせずに両立していくためのコツを次の4つ紹介します。
- 時間配分を決める
- 目標設定をする
- 記事の品質や言葉遣いに注意する
- 自分のペースでやる
それでは、順番に説明します。
時間配分を決める
Webライターとブログの作業を行うときは、時間配分を決めておきましょう。
Webライターの仕事はクライアントがいるので、どうしてもWebライター業を優先してブログを放置しがちなんですよね。
例えば、「朝の6~8時はブログ、夕方19~22時はWebライター」のように時間を設定しておくと、決まった作業時間を確保できます。
他にも、家事は休憩時間の30分でやる、ブログを書くために残業をせず18時には帰るなど、他の用事にもルールを決めておくと良いと思います。
目標設定をする
ブログとWebライターを並行する時には、目標を決めておきましょう。
目標を決めずにがむしゃらに作業していると疲れてしまい、途中で諦めてしまうかもしれません。
「1年以内にブログで月5万円稼ぎたいから、100記事目指す、そのために毎日1記事書く」と大きい目標から逆算しても良いですし、
「ブログは週に2記事は書く、Webライターの案件は5記事書く」など、小さい目標でもいいので設定しておきましょう。
目の前の目標を決めておけば目安になるので、悩まずに作業ができますよ。
記事の品質や言葉遣いに注意する
ブログをポートフォリオとしてクライアントに提出する場合は、記事の品質や言葉遣いに注意しましょう。
クライアントは、Webライターのライティングスキルを測るために記事をチェックします。
砕けた表現は親近感が湧いてメリットもありますが、企業サイトには向かない場合もあります。
Webライターと両方で活動するなら、クライアントに見られていることを意識しておきましょう。
自分のペースでやる
最後のポイントは、無理しすぎず自分のペースでやりましょう。
特にブログで稼ぐには継続が命。
ブログは、1年で9割近くの人が辞めてしまうと言われ継続していくだけでも大変です。
Webライターの仕事と両立がキツい場合は、お金にどちらかの仕事量を減らしてみても良いと思います。
SNSでは凄い人が多くて不安になる時もありますが、一緒にマイペースにやっていきましょう。
まとめ
この記事では、「Webライター初心者がブログを始めるべき4つの理由を解説」してきました。
最後に、今回の内容をもう一度お伝えします。
- Webライターとブログは、「収入を得る手段」と「仕事の範囲」が違う。
- ブログ
- 大きく稼げる可能性があるが、収益が不安定で稼ぐまで時間がかかる。
- ブログ運営全体が仕事
- Webライター
- 収益化できるのが早くて比較的安定しているが、稼げる金額の上限は決まっている。
- ブログ運営の一部(執筆のみ)が仕事
Webライター初心者がブログを始める方が良い理由4つ
- Webライターで培ったスキルをブログで活かせる
- ブログが資産になる
- 仕事の幅が拡がる
- Webライターの収入アップが狙える
Webライターがブログを始める方法
①レンタルサーバーを借りる→②ドメインを取得→③WordPressをダウンロードする。
詳しくは「【初心者向け】WordPressブログを立ち上げる方法【ConoHaWING】」を参考にしてください。
Webライターとブログを両立するコツ
- 時間配分を決める
- 目標設定をする
- 記事の品質や言葉遣いに注意する
- 自分のペースでやる
今回の記事は以上となります。